過払い債務整理司法書士
 
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社会

過払い請求 しくみ

平成18年1月13日、現在の過払いブームの発端となった、重要な判決が最高裁で下されました。

ポイントは大体以下の2点。


①契約日の記載のない18条書面では、みなし弁済は成立しない。

②契約書に遅滞約款があれば、みなし弁済は成立しない。

特に画期的だったのが②で、前回紹介した条件のうち、5番目のものに対応します。

これは、「約定返済を遅滞した場合、期限の利益を喪失する」という内容の契約条項です。

この遅滞約款は、契約書に定めた内容の弁済を期日までにしなかった場合は、分割での支払いは継続できなくなり一括で残債務を弁済しなければならないという契約条項。
しかし、そもそも契約書に定められている弁済額は、グレーゾーン金利によって計算されたものであり、本来は任意に支払えば良いはずの弁済をしなかったら一括で返せという契約は、それ自体が矛盾していて、顧客に任意意の支払いを認めていることになどならない、という判断です。



7月18日(水)11:42 | トラックバック(0) | コメント(3) | 社会 | 管理

過払い金が出ない場合

法律上有効な利率で計算し直し、元の金額よりは減ったが、過払いになるには至らなかった場合どうするか?
そんな時は多くは任意整理という手続きをとることが実務上多くなります。 過払い金請求 姫路 司法書士 

任意整理とはどういう手続ですか?と問われると少し難しいですが、裁判所を通さず1社ごとに(この点が任意と呼ばれる所以かと思います)、司法書士や弁護士が依頼者に代わって債権者と交渉し、個別に返済額や返済期間について和解をすることです。



9月15日(木)15:57 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理

過払い金 利息制限法 神戸

最近ではよくグレーゾーンという言葉を耳にする。
グレーゾーンとは、利息制限法と出資法で定められている利息上限が異なることで生じる、払う必要性のない利息のこと。 
レイク 過払い 神戸
出資法では、年利29.2%以上を利用者から得ると刑事罰(懲役5年以下もしくは、1000万以下の罰金、又は懲役と罰金を併科)を処るが、利息制限法では、利息上限を年利15-20%と定めているのみで、罰則はない。
そこで、金融業者は、罰則を受けない出資法に違反しない範囲で、利息制限法で定められた利息上限を超えた金利の契約で利用者にお金を貸していたのである。こうして、払う必要がない利息、つまり過払い金が誕生することとなった。



7月19日(火)19:40 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理


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